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| ■めざそう“生涯元気” 第3回 元気なからだづくりを心がけよう■ |
| 老化に負けないからだづくりはビタミン&ミネラルの補給がカギ。 |
ビタミンは、それ自体がエネルギーになったり、体をつくる材料となる栄養素ではありませんが、他の栄養素の働きをスムーズにする作用を持っています。現在、ビタミンにはA・B群・C・D・E・Kがあり、B群の8種類をあわせて全部で13種類。A・D・E・Kは油に溶ける脂溶性ビタミン、B群・Cは水溶性ビタミンです。
水溶性ビタミンは過剰に摂取しても排泄されるので、たくさん摂っても害はありません。一方の脂溶性ビタミンは体内に蓄積されるので、摂りすぎると頭痛などの過剰症が出ることがあります。通常の食生活では過剰症の心配はいりませんが、サプリメントで大量に摂る場合には、摂りすぎに注意します。
次に、老化や生活習慣病の観点から、一般にいわれているビタミンの働きを見てみます。ビタミンの重要性をもう一度確認しましょう。 |
| ビタミンAは夜盲症や疲れ目などを防ぐほか、皮膚や粘膜、胃腸・肺・気管支などを覆う上皮組織を健康に保つ役目を担います。注目したいのは、がん抑制効果。発がんを抑えることが研究によって確認されています。また、体内でビタミンAに変化するもののひとつにβ-カロチンがあります。これは体内で必要量だけビタミンAに変化するとともに、ビタミンAに変わらずに体内に蓄積されたβ-カロチンには抗酸化作用があり、老化やがん、心臓病の予防などに効果があるとされています。 |
ビタミンB群には、B1・B2・B6・B12・ナイアシン・パントテン酸・ビオチン・葉酸の8種類があります。これらはお互いに影響しあいながら働きます。そのため「B群」として一緒に摂ったほうが効果が期待でき、多くのサプリメントはB群がまとめて配合されています。
ビタミンB群の最大の役目は、生きていくうえで必要なエネルギーの産生を促すことです。B1は糖質の代謝を助けますので、エネルギーの多くをご飯などの「糖質」に頼っている日本人にとって重要なビタミンです。
B2は脂質の代謝を助けるとともに、体内で過酸化脂質が生成されるのを防ぎます。過酸化脂質は老化や動脈硬化を進行させる有害物質。B2をしっかり摂ることで、老化や動脈硬化、さらには心疾患、高血圧など生活習慣病の予防が期待されています。 |
ビタミンC・Eはともに「抗酸化ビタミン」とも呼ばれています。抗酸化とは、老化やさまざまな病気の原因のひとつに考えられている「酸化」を防ぐ作用。その横綱格がビタミンEで、脂質の酸化を抑え、老化や生活習慣病の予防につながるといわれています。
一方のビタミンCにはビタミンEの抗酸化作用を高める働きがあるため、CとEは一緒に摂るようにしましょう。また、β-カロチンやビタミンB2はそれぞれ独自の抗酸化作用を持っていますので、あわせて摂取するとよいでしょう。
ビタミンCには抗酸化作用のほか、コラーゲンの合成に関わって血管や各種器官を丈夫にする働きがあります。シミのもととなるメラニン色素の生成を抑えることも知られています。
このほかビタミンDは、カルシウムの代謝を助け、歯や骨を丈夫にします。血液凝固の必須成分であるビタミンKも、骨を丈夫に保ちます。骨粗鬆症の予防に有効で、治療薬としても認可されています。ただし、血栓症の人や血液抗凝固剤を服用している場合はビタミンKの摂取量が制限されますので注意が必要です。 |
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ビタミンやミネラルは酵素の働きを助ける「補酵素」です。毎日活躍する栄養素ですので、体に何か変調が出てあわてることのないように、日頃から摂取・補給して生体機能の維持・向上を図るようにします。老化や病気の予防・改善のためには、薬を飲んだり適度に運動することと同じように、食生活もとても大切なもの。その中で自らの食生活を振り返ってみて、必要に応じてサプリメントを利用し、元気でいきいきとした毎日が送れるよう心がけましょう。 |
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