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TOP知って得する「健康キーワード」めざそう“生涯元気”アンチエイジング編(1)
知って得する「健康キーワード」
めざそう“生涯元気”
■アンチエイジング編 第1回 抗加齢医学とサプリメント■

世界最高水準の高齢社会の中で本格的な取り組みが始まった抗加齢医学。
抗加齢医学の概要
 *あらゆる加齢変化を把握し、サプリメントを含めた適切な医療の提供へ。

加齢変化を的確に把握するドックセンター構想。
 前述の考え方に基づく抗加齢医学を提唱し、その牽引役として活動するのが、日本抗加齢医学研究会です。抗加齢研究を行う日本で唯一の総合医療・研究団体として2000年に設立されました。
 同研究会がめざす抗加齢医学が確立されると、私たちは、近くの医院やクリニックで抗加齢医療という専門的で高度な医療サービスを受けることが可能になります。通常の人間ドックの検査からホルモンに関する検査や骨塩量測定、心・頸動脈エコーなど加齢現象を的確につかむための幅広い検査と、それにあわせた適切な治療やアドバイスまで。従来、大手の病院や専門機関でなければ難しかった専門的な検査や治療も、そうした場所にわざわざ出向くことなく、ふだん通い慣れた近隣の医院・クリニックで手軽に受けられるようになるわけです。
 こうした医療サービスを可能とするのが、同研究会がめざしている「アンチエイジング・ドックセンター」構想です(図1参照)。この構想では、私たちの近隣にある医院やクリニックは、抗加齢医学の専門機関であるセンターとネットワークで結ばれており、パソコンなどのIT(情報技術)を活用しながら検査データをやりとりして分析。これをもとに、医院やクリニックでは最適な治療方法を私たちに提供してくれます。運動療法が必要であれば、近くのフィットネスクラブを紹介してもらい、医師の治療プログラムに沿った運動を行うことも可能です。
 こうして「抗加齢」のための検査や治療はもっと身近になり、私たちはより安心して元気に暮らしていくことができるようになるでしょう。

【図1】アンチエイジング・ドックセンター構想


各専門分野を横断的にカバー。
 これまでの老化や加齢に対する医療は、たとえば動脈硬化に焦点を当てて治療する、あるいはアルツハイマー病を防ぎ改善するといったように、老化と密接に関わるひとつの病気や症状に焦点を当てて研究・治療を実施することが中心でした。
 これに対して抗加齢医学では、ひとつの病気だけに焦点を当てたのでは加齢変化のすべてに対応できる研究・治療は行えない、という考え方に立脚しています。
 たとえば、加齢によって皮膚のシワやシミが増えると、それが精神的なストレスになって身体のほかの部分にも悪影響を及ぼすといったケースもあるのではないでしょうか。このようなケースにも対応してくれるのが、抗加齢医学です。ひとつの病気・症状を診察・治療するだけでなく、そこから派生して引き起こされる病気・症状など全身を見渡し、しかも精神面を含めて私たちに抗加齢医療を提供してくれます。
 抗加齢医学は、個々の病気に焦点を当てるのではなく、ひとりの人間(個体)に焦点を当てて、加齢変化への対応・治療をめざすものです。各専門分野を横断的にカバーしていますので、内科・循環器科・外科といった科ごとに通院することなく、1つの窓口で全身にわたって医療サービスを受けられるようになるでしょう。
 また、抗加齢医学では、私たち自身の加齢変化が、幅広い検査によって客観的な数値でわかります。これにより表面に現れていない加齢変化や、たとえば糖尿病等のように自覚症状のない生活習慣病の因子などを早期に発見することもでき、いち早い治療や予防も可能になります。
 さらに、その加齢変化に対する治療方法や効果をデータ化してエビデンス(根拠)を積み重ねることで、私たちはより科学的な治療を受けることができます。


より効果のあがるサプリメント摂取も可能に。
 抗加齢医学では、サプリメント療法が重要な療法として位置づけられています。主に抗酸化療法の中で使われ、核となるのはビタミンC・E・AとCoQ10。科学的データやエビデンスを重視する抗加齢医学の基本的な考え方に基づき、抗酸化作用が明らかなサプリメントを積極的に治療に活かします。
 サプリメント療法は、その効果をより高めるために、医師の指導のもとに実施。検査で明らかにされた加齢変化を踏まえて、医師が必要なサプリメントと用量を指示します。いわば「医師がすすめるサプリメント」です。
 これまでは、医師が積極的にサプリメントをすすめるケースは多くありませんでした。しかし、作用機序(作用のメカニズム)の明確なサプリメントであれば医師も自信を持ってすすめられます。私たちも、自分に最適なサプリメントを医師が指示してくれれば、より安心して利用できるとともに、より高い効果を望むこともできるようになるでしょう。


高齢社会の日本に欠かせない抗加齢医学。
 抗加齢医学への取り組みの背景には、高齢社会の到来があります。
 日本人の平均寿命は女性が84・93歳、男性が78・07歳(2001年)。65歳以上の高齢者人口は総人口の18・5%を占めるまでに増加し、なかでも75歳以上の人口は初めて1000万人を突破しました。日本は世界一の長寿国であるばかりでなく、世界でも最高水準の高齢社会にあるといえます。
 「抗加齢」や「アンチエイジング」への医学的な取り組みは、アメリカを中心に1990年頃から本格化しました。日本でも加齢医学、老年医学といったさまざまな呼び方のもと研究・治療が行われてきましたが、世界的な潮流と高齢化の進展を背景に、抗加齢医学が誕生したことになります。
 抗加齢医学への本格的な取り組みは始まったばかりです。しかし、生涯元気な人生を謳歌したいと願うすべての人にとって、抗加齢医学が大きな期待を担い、また、同研究会の活動展開が今後加速されていくのは間違いないでしょう。

日本抗加齢医学研究会ホームページ
 
CoQ10.jp


めざそう“生涯元気”
  アンチエイジング編 第1回 抗加齢医学とサプリメント
    ■世界最高水準の高齢社会の中で本格的な取り組みが始まった抗加齢医学。
      *抗加齢医学とは *抗加齢医学の概要
    ■抗加齢医学の大きな柱は抗酸化療法。サプリメントの果たす役目が重要に。
      *抗加齢療法 *抗酸化療法の重要性 *サプリメントの必要性



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