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| ■今、日本人はビタミン・ミネラル不足に陥っている。■ |
| 50年前の8倍も20倍もの量の野菜を食べなければ栄養不足になる |

佐藤先生 |
日本人の食生活は、ここ50年で大きく変化しています。脂肪や炭水化物は十分過ぎるほど摂れているのに、ビタミン・ミネラルは不足しているというのが、現代食の特徴です。
食事がビタミン・ミネラルの摂れる和食から、脂肪分が多くカロリーの高い欧米食に変わっているのです。
そして、素材そのものに含まれる栄養素も減っています。特に、野菜の栄養価が著しく低下しています。例えば、1950年と1980年のニンジン100gの栄養価のデータをみると、ビタミンAの含有量は1950年には13500IUであったのに、30年後には三分の一の量に激減していることがわかります。
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2000年のデータは出ていませんが、50年前に比べて8分の1から20分の1の量に下がっているといわれています。緑黄色野菜をたっぷり摂っていても、ビタミン・ミネラルを十分に摂ることができなくなっているのです。
このように野菜の栄養価が下がってきているのは、日本の土地が痩せてきているからです。土壌に含まれるビタミン・ミネラルは、土から栄養を吸い上げ育つ植物に入って、その植物を食べる人間の体に入ってきます。つまり、土壌のビタミン・ミネラルが減ると、必然的に私たちの体に入ってくるビタミン・ミネラルも減るわけです。 |
| 調理によってもビタミン・ミネラルは減少するから栄養補助食品で補おう |
また、加工食品が増えていることもビタミン・ミネラル不足に陥る一因としてあげられます。あまり加工食品を食べていないと思っているかもしれませんが、玄米を精製して白米にするのも、海水の塩を精製して食卓塩にするのも加工していることになります。また、調理するのも加工といえます。例えば、食材を茹でる場合、鍋に水をはって野菜をさらすと、水溶性ビタミン(ビタミンCなど水に溶けるビタミン)は水に溶け出して失われてしまうし、加熱すれば熱に弱いビタミンは壊れてしまいます。加工するということは、食材に入っている栄養素の中のカロリーだけを残して、大切なビタミン・ミネラルを削り取ることになります。
普段の食生活からビタミン・ミネラルをしっかり摂ることが難しくなっている今、ビタミン・ミネラルの栄養補助食品を利用することが必要なのです。 |
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佐藤 務 先生(ビタミン外来)プロフィール
埼玉県生まれ。1990年国立宮崎医科大学卒業。現在、虎門会稲毛病院整形外科に勤務。1997年「健康を維持・増進していくためにはどうしたらいいか」を提案していく場として、ビタミン外来を開設。 |
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