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| ■血圧の正しい測定方法■ |
| [正確な血圧測定のために一定の条件下で行うことが重要] |
言うまでもなく、自分が高血圧がどうかを判定するには、血圧を正しく測定することが必要です。ところが血圧は、常に一定ではありません。1日のうちでも変動し、また、測定する条件によっても異なってきます。そのため、正しい血圧測定は意外と難しいものといえます。
血圧をもっとも厳密に測定する方法は、動脈に針を挿入して、直接、圧力を記録することです。もちろんこれは一般的ではなく、腕帯型水銀血圧計による間接的な測定法が広く用いられています。
この測定方法では、測定の条件をできるだけ一定にすることが必要です。そこで、医療機関においては、正確な測定を行うために、血圧測定のガイドラインに沿った測定を行っています。ガイドラインでは、15分間以上の安静座位の状態で測定する、測定30分以内にはカフェイン含有物を摂取したり喫煙をしない、といったようにきめ細かく規定されています。 |
| [医療機関での測定とは別に家庭での血圧測定の活用を] |
医療機関での測定のほかに、現在では、家庭での測定や24時間血圧測定法があります。現在の取り決めでは、高血圧の判定は医療機関における測定を基準とし、家庭血圧や24時間血圧は補助的手段となっています。
家庭血圧は、医療機関のように待合室で待たされてイライラすることがありません。白衣の医師・看護婦(士)を見るだけで血圧が変動するといった人の場合には(白衣性高血圧と呼びます)、それら外的要因を排除して測定することができます。長期間にわたって同一時間の血圧の変動を知ることも可能になります。また、常時血圧計を身につけて測定する24時間血圧においては、1日のうちの血圧変動を知ることができます。
家庭血圧では1日の血圧変動を知ることはできません。しかし、起床直後の血圧や、洗面やトイレなど起床後に身体を動かした際の血圧上昇の有無、就寝後の血圧などを細かく測定することによって、血圧のさまざまなタイプ分けを行い、それに応じて適切な治療薬・治療法を決めることを可能にします。
こうしたことから、医療機関での測定とは別に、症状や必要に応じて、家庭血圧などほかの測定を補助的手段として活用することが重要になるでしょう。
また、広く用いられている上腕カフ法に加え、近年は、指や手首で血圧を測定する装置も用いられるようになってきました。しかしこの方法による測定値は上腕カフ法による血圧値と隔たるケースが多く、一般にはあまりおすすめできない測定法といえます。 |
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ちょっとしたことで血圧は上昇。
高血圧の人は十分な注意が必要です。 |
■血圧はちょっとしたことで上昇します。冷たい水で顔を洗う、トイレで力む、重い荷物を持つ、入浴する、パソコンなどの細かい作業を行う、渋滞でイライラするなど、血圧を上昇させる要因はさまざまです。
■血圧は、気温の差が大きくなるような場面で高くなります。とくに冬場に、暖房のきいた部屋から寒い戸外に出たとき、入浴時にひんやり冷たい洗い場から熱い湯船につかるときなどです。ちょっと気の早い話ですが、十分に気を配りましょう。
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